
電池くん、家電購入の際に延長保証してくれる電気屋さんが多いよね。

そうやな。保証期間を3年とか5年にしてくれる保証やな。

私は心配性だから家電を買う時は毎回入ってるわよ。

わしは入ったことがないけど、それで困ったことはないで。

でも、壊れちゃったらお金が無駄になるし、入ったほうがお得じゃないかしら?

そうやな~。今回はその辺りについて解説するで。
家電の延長保証について
いろいろな家電量販店で家電の延長保証がオプションとして選択できるようになっている。オーソドックスなものは、通常ならポイントが購入金額の10%がもらえるが、5%にすれば保証期間を延長するというオプションである。
ヨドバシカメラ
保障期間中、自然故障に伴う修理代金を1回限りヨドバシカメラが保証するというもの。洗濯機、エアコン、14型以上のテレビ、冷蔵庫に限り、保証期間中、自然故障に伴う修理代金を全額、さらに何度でもヨドバシカメラが保証するというもの。
※自然故障とは、メーカーの保証書および取扱説明書等の注意書きに従った正常な使用状態で生じた故障。
ビックカメラ
ビックカメラについてはこちら。
ヨドバシカメラよりも保証内容は充実していると感じる。
ケーズデンキ

エディオン
エディオンはカード会員になるとさらに充実した保証が付けられるというもの。

やっぱり、保証は大事よ。少ない金額で大きな保証をしてくれているところが多いわ。

そうやな。これから要らない理由を解説していくで。
1 メーカー保証が充実している
電化製品に延長保証が要らない理由の1つ目が「電化製品にはメーカー保証が付いており充実している」ということである。
メーカー等よっても変わるのかもしれないが、電池くんが購入した冷蔵庫と洗濯機なら5年のメーカー保証、テレビと電子レンジなら3年のメーカー保証が付帯されている。
この期間で自然故障したものなら、保証が効くのである。電化製品はメーカー側も製品開発を行って自信を持って売り出している商品である。保証期限以上は使用できますと考えて付けている保証なのである。
家電量販店で延長保証を進めてくる店員さんの多くは

もし、購入した家電が壊れた時は保証期間が長い方が安心ですよ。
と言って進めてくる場合が多いのではないだろうか。
しかし、充実したメーカー保証が付帯されていることを考えると、延長保証は必要ないのではないだろうか。
2 故障するならメーカー保証期限以内
ほとんどの電化製品はメーカー保証が1年は付帯されている。そして、自然故障する電化製品のほとんどがメーカー保証の期限以内なのである。
電化製品の故障で圧倒的に多いのは「初期不良」である。初期不良は家電の種類にもよるが、一般的には3~7%ほどの確率で起こると言われている。それも、半年以内に発生する確率が非常に高い。
電池くんの体感でも、購入した電化製品は10%ぐらいの確率で初期不良である。
しかし、その期間を過ぎると故障する確率はかなり下がるのである。
初期不良をくぐり抜けて稼働している電化製品は最初の壊れやすい期間を過ぎているということである。
なので、メーカー保証期限以内に初期不良で不具合が生じたのなら交換、修理をしてもらえばいいし、メーカー保証期限を超えた電化製品は壊れにくいのである。

次回に続くで。
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