【要注意!】電気契約の市場連動型プランは超危険なギャンブル

電気契約 一人暮らし
電池くん
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もうすぐ一人暮らしをはじめて1年になる。節約しつつ快適に生活できているけど、やっておきたいのが電気やガスの契約の見直しや。

今回は電気の見直しで絶対に抑えるべきポイントについて解説するで。

電力自由化について

 日本では2016年4月から電力自由化が開始された。それ以前では地域ごとに決まっていた電力会社があったが、電力自由化が開始されてからは、消費者が自由に電力会社を選択できるようになった。

 それにより、電力販売会社の新規参入が活発になり、消費者にとって幅広い選択ができるようになった。

電池くん
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電力自由化されるまでは決まった電力会社としか契約できなかったから、電気代を抑えるには使用量を抑えるしか方法がなかったけど、電力自由化によって自分のライフスタイルに合わせた電力会社を選択できるようになったんや。

消費者にとっては選択肢が増えて電気代が安くなる、メリットが圧倒的に増えたということや。

選択できる電力会社

出典 エネチェンジホームページ
電池くん
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わしの住んでいる関西・近畿圏なら41社136プランから選択できる。これだけ選択肢があれば、自分に適したプランも見つけることができるやろう。

危険な市場連動型プラン

 その電力会社のプランで注意したいのが「市場連動型プラン」である。

 市場連動型プランとは、電気料金単価があらかじめ決まっている一般的なプランとは異なり、電気の取引価格に連動して、 従量料金単価が決まるプランのことである。市場の取引価格は需要に応じて30分毎に単価が変動する為、 市場価格が安い状態のときに電気を使うことができれば、 電気料金を抑えることが可能とのこと。

 一般的なプランである「従量電灯型プラン」は変動することのない1KWh辺りの単価契約で決まっており、使用量に比例して電気料金が高くなるように設定されているプランである。

 大手の電力会社は独自で発電施設を保有していることが多いが、新規参入の小売り電力会社自身は電気を発電しているわけではなく、日本卸電力取引所(JEPX)から電気を購入して消費者に販売している。卸値が高くなれば消費者へは高く売ることになるし、安く仕入れることができれば安く売ることができるのである。

電池くん
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電気料金は使用量に対して金額が比例するのが一般的やけど、市場連動型プランの契約では株価のように電気料金も変動するんや。しかも30分ごとに変わる。供給多可の時にうまいこと使用すれば通常よりも安くなることが売りなんやけど・・・

電気卸値の比較

2020年1月12日の電気卸値

出典 JEPXホームページ

 1年前2020年1月12日の電気卸値は7円~9円の間で推移している。これを電力会社が購入して消費者に売っているのである。この値段であれば、通常の契約よりも安い値段で消費者に販売することができるかもしれない。

2021年1月12日の電気卸値

出典 JEPXホームページ

 今年、2021年1月12日の電気卸値はこのようになっている。もっとも使用料が少ない午前4時で20円/KWh、最も使用するであろう日中は200円/KWhになっている。

 1年前と比較すると約30倍の価格である。正に暴騰である。

 従量電灯プランで契約していると電気卸値の影響を受けることはないが、市場連動型プランではこの電気卸値の暴騰を受けてしまうのである。

シミュレーション

 電池くんの2021年12月の電気使用量で従量電灯プランと市場連動型プランの場合をシミュレーションしてみた。

 電池くんの契約しているのはLooopでんき、22.4円/kWhで契約している。

電池くん
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Looopでんきは普通の場合、10円/kWhぐらいでJEPXから購入して12円ほど経費を上乗せして販売しとるということやな。

 2020年12月の電気代は2554円、104KWh使用していました。

 

 

市場連動型プランを契約していた場合

 市場連動型プランを契約していた場合で見てみましょう。

 2020年12月の電気卸値を平均150円/KWhとしてみます。ここに電力会社の経費12円/KWhを加算して162円と考えてみると

 104KWh(一ヶ月の使用量) × 162円/KWh = 16,848円

 市場連動型プランで契約していた場合、一ヶ月の電気代が16,848円ということになる。

 従量電灯プランと比較して約6.5倍払う必要がある。

まとめ

 電気契約の市場連動型プランについて解説した。

 現在、電気卸値が暴騰しており、市場連動型プランで契約している場合、電気料金が非常に高くなっている。

電気代が数倍? 電力取引価格の高騰で「市場連動型プラン」がピンチ 対応に追われる電力小売事業者
電気の需給がひっ迫し、日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格が高騰。「市場連動型」電気料金プランの利用者は電気代が跳ね上がる可能性があり、各地の電力小売事業者が対応を模索している。

 市場連動型プランを販売している電力会社は消費者保護のため、様々な声明を打ち出しているが、どうなるかは不透明な状況である。

 電力会社や契約プランを決める際はそれぞれのメリット・デメリットを理解して自分に適したものを契約する必要がある。今回の暴騰については、市場連動型プランのデメリットを正しく理解していれば避けることもできるように感じる。

 とはいえ電気卸値が安くなれば市場連動型プランは恩恵を受けるのは間違いない。大切なのは自分自身でよく考えることである。

電池くん
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今回、電気卸値の暴騰で電気代が跳ね上がった家庭で市場連動型プランのデメリットをしっかりと把握していた家庭はどれくらいいたんやろうか。

市場連動型プラン自体は悪いものではない。うまく行けば電気代を抑えることもできるからや。家庭の状況によっては、電気卸値が安くなれば月1万円以上安くなる家庭もあるやろう。

でも、電池くんのような一人暮らしサラリーマンにはデメリットが勝っているとわしは感じる。

大切なのは契約や購入するもののメリット・デメリットを正しく把握することや。

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総資産は3,500万円以上、30代独身の会社員。
倹約をモットーに月々13~14万円で生活しています。
日々の生活に不満はないけれど、アーリーリタイヤ(FIRE)っていいんじゃないのと考えています。
ひとり暮らしのお金や生活に役立つ情報を発信しています。
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