電力価格高騰!従量電灯プランで値上げはあるのか【家計管理】

電気 一人暮らし

電池くん。今、電気料金の高騰がニュースで放送されていたんだけど・・・

電池くん
電池くん

そうやな。今、電気料金の高騰で話題になっているのが「市場連動型プラン」や。

私、引っ越しした時に電力会社は選んで従量電灯プランで入ったんだけど、これだけ電気料金が高騰するって言われていたら、私にも関係してくるんじゃないか不安で・・・

電池くん
電池くん

そうやな。今回は電気料金の高騰についてと従量電灯プランの場合どうなることが予想されるかについて解説するで。

電気料金の高騰の原因

 現在、液化天然ガスの不足と最近の寒波による影響により、電力の需要が高まっている。

 それによって、日本卸電力取引所(JEPX)での電力取引価格が暴騰している。

2020年1月12日の電気卸値

出典 JEPXホームページ

2021年1月12日の電気卸値

出典 JEPXホームページ

 昨年は7円~9円で推移していたのが、今年の同じ時期で200円ほどになっている。実に約30倍の暴騰である。

 この影響をもろに受けているのがJEPXから電気を購入している電力小売り販売業者である。

 このJEPXから電気を購入しているのは、2016年4月の電力自由化に伴って電気販売業に新規参入した新規電力会社である。

 それ以前からある大手の電力会社(東電、関電等)は自社の発電施設を持っているが、発電施設を保有して可動させるには莫大なコストがかかる。

 そのため、新規参入業者はJEPXから電気を購入して、契約者に販売しているのが一般的である。

市場連動型プランについて

 電力会社で契約プランとして選択できるのが「市場連動型プラン」である。

 (2021年1月18日時点ではほぼ全ての電力会社が市場連動型プランの契約を停止している)

 電気の契約は1kWhあたり何円といった契約が一般的であるが、これは「従量電灯プラン」である。

 電池くんもこの契約でLooopでんきと22.4円/1kWhで契約している。

 それに対してJEPXから卸値と連動して電気の価格が変動するのが「市場連動型プラン」である。

 電気の価格は30分ごとに更新され、電力需要の少ない時に電気を多く使う場合、「従量電灯プラン」よりも電気料金が安くなることが魅力であった。

 しかし、JEPXの電気販売価格の暴騰によって電気料金の暴騰が心配されているのがこの「市場連動型プラン」なのである。

でも、JEPXから卸値が上がっているのであれば、従量電灯プランでも電気料金が上がるんじゃないの?

従量電灯プランで電気代が上がらない理由

 「従量電灯プランで契約している家庭で電気代は上がるのか」ということに対して電池くんの現在の考えでは「契約単価のまま上がらない」と考えている。

 その理由を解説していく。

理由1 相対契約

 「従量電灯プランで電気代が上がらない」と考える理由の1つ目が「相対契約」である。

 相対契約とは、特定の調達先と一対一で電気の取引を行うものである。

 この契約は、一定期間に一定の価格で供給契約を予め結ぶもので、JEPXの価格に左右されず電力を調達することができるのである。

 新規参入の電力会社はまず、この相対契約をしており、幅広い調達のネットワークを有している。

 電力会社によって異なるのだろうが、JEPXだけでなく、先ほど挙げた自前で発電施設を保有している東電や関電と電力取引の契約を結んでいるので、JEPXの卸値暴騰がそのまま価格に影響することは少ないと考えることができる。

理由2 電力デリバティブ

「従量電灯プランで電気代が上がらない」と考える理由の2つ目が「電力デリバティブ」である。

 電力デリバティブとは、電気販売会社が入っている保険のようなものである。

 簡単に言うと、JEPX価格が高騰した場合でも高騰分を相殺するようなものである。

JEPXの価格が安いときには、これらの契約により原価が高くなる場合もあるが、これによってJEPXからの卸値にもろに影響を受けることなく契約者に電力供給をしているのである。

理由3 政府支援

 「従量電灯プランで電気代が上がらない」と考える理由の3つ目が「政府支援」である。

 経済産業省は新電力の事業者が大手電力会社から追加で電力を調達する際の料金に上限を設けることにしたのである。

 この狙いは卸売市場の価格を安定化させ、利用者への影響を抑えることだと予想される。

 経済産業省は新規参入の電力会社が足りなくなった電力を大手電力会社から追加で調達する際に支払う料金に上限を設けることにしたのである。

 その上限は200円/KWhである。

 これでも十分に高いが、この政府支援の狙いは新規参入電力会社を支援する狙いがある。

 この支援を受けて「従量電灯プラン」の値上げに踏み切ることはしないだろう。

電池くん
電池くん

これらの理由から、わしは「従量電灯プラン」の電気代値上げは無いと思ってるで。もし、上がったとしてもそこまで大きな値上げではないと考えとる。

まとめ

 最近の「市場連動型プラン」の電気代暴騰で「従量電灯プラン」の値上げがあるのか検討してみた。

 電池くんは「値上げは無い」と考えている。その理由は3つある。

 1つ目は「相対契約」。JEPXだけではなく、他の発電所からも電気を購入しているから。

 2つ目は「電力デリバティブ」。JEPX卸値が上がった時の保険。

 3つ目は「政府介入」。新規電力会社支援策を打ち出しているのに、単価契約の「従量電灯プラン」の値上げにをすることは考えにくい。

 以上のことから、「従量電灯プラン」の値上げはないと考えている。

電池くん
電池くん

電気代は現代的な生活をするには一生かかってくるものやから、できるだけ安くしたい。

契約している会社によって品質に差がないものやから、できるだけ安いと。安いプランで契約を・・・と考えていたら、今回の暴騰が起こった。

やはり、お得なものには理由があるということや。その理由を分かった上で契約する必要がある。

世の中には「おいしい話」はないということや。

 

 

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この記事を書いた人
電池くん

総資産は3,500万円以上、30代独身の会社員。
倹約をモットーに月々13~14万円で生活しています。
日々の生活に不満はないけれど、アーリーリタイヤ(FIRE)っていいんじゃないのと考えています。
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