
4月から新しい環境で仕事をはじめた人もおるやろう。
新しい環境での働き方の考え方を紹介するで。
・30代独身ひとり暮らし
・中小企業の会社員
・資産は3,400万円以上
・月の生活費は13万~14万円、日々の生活は倹約がモットー
・年間の貯蓄率は約70パーセント
・同じ会社に10年以上勤務して仕事のストレスはほぼなし
・仕事で人事、経理、営業、秘書など様々な部署を経験
・新しい環境で周りの評価を高める方法がわかります
・最初は仕事ができなくてもいいことがわかります
最初はみんな、誰でもできる仕事を頼まれる
入社してオリエンテーション、新人研修を終えて本格的に仕事が始まった初日、仕事として初めて頼まれることは「誰でもできるような簡単な仕事」ではないだろうか。
例えば、「パソコンを使った簡単な入力作業」や「会議用に椅子を並べておく」、「資料のコピーを取る」みたいなことである。
初日からいきなり「じゃあ、取引先への資料作成をお願いね」とか「上半期の決算書作っておいてね」とはならないのである。
これは気分が悪いかもしれないが、「この新入社員はどのくらいできるんだろうか」ということを確認しているのである。
そういった小さいことをコツコツと積み重ねていって、大きな仕事に繋げるのである。(転職して入社した人は、いきなり結果をもとめられる会社もあるだろうが、電池くんの会社では、転職してきた方も最初はこのような簡単な作業をしていただいている。)
しかし、新入社員からこれについて、不満が出ることがある。

わしが入った時も、仕事は同じように簡単な作業からはじまったで。
わしのはじめての仕事は「みんなの食べるお菓子買ってきて」や。
近所のスーパーに頼まれたお菓子がなくて、2キロ先のスーパーまで走って買いに行ったんやで。
しょうもない仕事やと思ったけど、真面目にこなしたのを覚えているわ。
俺はもっとできるマン
こういった誰でもできる簡単な作業に不満を言う人がいる。
不満を言う人で多いのが自分に自信があり、「自分の能力がものすごく高い」と思っているタイプの人だ。(実際に、こうゆう人は能力が高いこともある)

なぜ、いい大学を出た優秀な僕がお菓子を買いに行かないといけないんだ??
「俺はこんなことをするために、この会社に入ったのではない。」、「もっと複雑な入力作業もできますよ。」ということをはっきりと発言する人もいるし、態度に出す人もいる。
これは、悪いことではない。なぜなら、「誰でもできる簡単な仕事」を与えられた全員が思っていることだからだ。

この気持ちはわかるで。
早く結果を出して会社に認められたいと思っているのに、雑用みたいなことをやらされると気持ちにブレーキがかかってしまうわな。
これを抜け出すには
この、「誰でもできる簡単な仕事」から一歩進んだことをするためにはどうすればいいか。
それは、「頭を使うこと」だ。「誰でもできる簡単な仕事」でも、ただ漫然とするのではなく、しっかりと考えて取り組むことが重要である。

申し訳ないけど、会議用の椅子を並べておいてくれる?
と言われたら、ただ椅子を並べるだけではなく、「〇〇時から会議があるのか。それなら、今日は暑いから開始時間の前にクーラーを付けておこう」といった、先のことを考えることが大切である。

仕事で大事なんは頭を使うことや。
言葉の意味を正しく理解すると言い換えてもいいかもしれん。
これは、相手の気持ちに立つことができる人にしかできんことやと、わしは思っとる。
できなくても大丈夫

新しい環境でそこまで考えて行動することは難しいわ。
という人も多いだろう。
もちろん、そこまで考えれなくても全く問題はない。
「椅子を並べておいてね」と言われたら、椅子を並べることに集中してしっかりと並べる。
「なんで俺がこんなことを」と思っている人は、適当に並べて、すぐに頼まれてもいないような、別の仕事にとりかかろうとする。
「誰でもできることをちゃんとできる人は意外に少ない」のである。

頼まれたことをちゃんとできる人っちゅうのは、意外に少ないんや。
もし、自分ができていなかったと思っても、慌てる必要はないで。
今日からすればいいだけのことや。
できている人は自信をもったらいいで。これが出来ている人は、間違いなく優秀な会社員や。
まとめ
「誰でもできることをちゃんとできる人は意外に少ない」のである。
仕事の第一歩は「誰でもできる簡単な仕事」である。
でも、意識してやっている人とそうでない人は差が出てしまう。
「誰でもできる簡単な仕事」だからこそ、手を抜かないでしっかりとする。そうゆう人は意外と少ないのである。

わしもいろんな人を見てきたけど、新人の時に「誰でもできる簡単な仕事をちゃんとできる人」は10人中2人ぐらいや。
自分が出来ているなら、それはすごいことやで。
でも、ちゃんとできてなくても、仕事で結果をバリバリ出すような天才肌の人間もおることも事実や。
これが出来んかったら「社会人失格」なんてことは全然思わんけど、持っていると役に立つスキルのひとつぐらいに思っていて欲しい。
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