
電池くんが最近で一番響いた言葉を紹介するで。
電池くんが最近一番響いた言葉
最近、電池くんにとって一番響いた言葉が新日本プロレスのKENTA選手が11月7日の大阪エディオンアリーナの試合後、バックステージで言った言葉。
「今の俺だったら胸張ってそこの中に入って行ける。結局、俺が言いたいことは、人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと」である。
※有料の新日本プロレスワールドの内容が含まれるので一部内容を伏せて記述していく。
KENTA選手について
このブログを見てくれているほぼ100パーセントの人が新日本プロレスのKENTA選手を知らないと思うので、KENTA選手について簡単に解説する。


KENTA選手は現在39歳。19歳でプロレスラーとしてデビューし、2014年にアメリカの世界最高峰のプロレス団体WWEと契約。しかし、その後、WWEでは伸び悩み2019年に帰国し新日本プロレスと契約し今に至る。
KENTA選手のバックステージコメントの背景
今回の11月7日エディオンアリーナ大阪での試合で棚橋弘至選手と対戦し勝利したKENTA選手。
溢れ出す感情を抑えることが出来なかったのだろう。
コメントの背景にはこのような過去がある。
世界最高峰のプロレス団体WWEにいて思うような結果が残せていないKENTA選手が当時、新日本プロレスの絶対的エースだった棚橋弘至選手と同じWWEに所属して結果を残している日本人の中邑真輔選手とASUKA選手と食事に行った際、結果を残して輝いている人たちを見て入って行けない自分がいたのである。それが情けなくて悔しくてたまらなかったと語っている。(中邑真輔選手とASUKA選手はKENTA選手よりも後にWWEと契約して、KENTA選手よりも結果を残している。)
社会人に例えると、他の会社の営業のスーパーエース、自分の会社で自分よりも営業成績を残している後輩2人と食事に行った際、その人たちの輝きを見て、仕事の話になって結果を残していない自分に強烈に劣等感を抱いてしまったような感じである。
他の会社のスーパーエースや成績を残している後輩2人は性格的にも出来ており、結果を出せない自分に気を使ってくれている・・・それが余計につらいのである。
こんな経験をしたことがある社会人は少なからず居るのではないだろうか。
電池くんから見れば超一流のプロレスラーであるKENTA選手ですら、こんな劣等感を抱いたことがあるのである。
その劣等感を抱いたKENTA選手が新日本プロレスと契約して、試合をこなして這い上がってきて、棚橋弘至選手と試合をして勝利したのである。
その際に言ったのが「輝いているかどうかは自分が決めることではなく、人が決めることだけど、今やれていることに充実感があるし、リングに上がるのが楽しい。それでいいんじゃないかな。もし、あの会がもう一回あったとしたら、今の俺だったら胸張ってそこの中に入って行ける。結局、俺が言いたいことは、人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと」である。
電池くんが感じたこと
電池くんもこんな劣等感を感じたことは幾度となくある。しかし、その劣等感に対して何か努力で対処しようとしたかと言えば、していないことが大半である。

あの後輩は普通ではないから・・・
あの人は天才的だから・・・
と考えて、時間が経つにつれて劣等感をごまかしていたのではないだろうか。
しかし、KENTA選手はその劣等感を忘れることなく、ひたむきに努力し続けてWWEを退団して新たな戦場である新日本プロレスに入団してもその反骨精神を失わずにここまで来たのである。
そして、棚橋弘至選手に勝利するという結果を残したのである。
KENTA選手は「輝いているかは人が決めることだけど・・・」と言っていたが、誰から見ても輝いていることは間違いない。
今のKENTA選手なら、劣等感を感じることなく、自分で輝いている人たちの中に入っても、輝きを失うことはないだろう。そして、間違いなく笑って食事を楽しんでいるだろう。
電池くんもKENTA選手の言葉を言えるようになりたい。今はとてもじゃないが言えないが・・・
「今の俺だったら胸張ってそこの中に入って行ける。結局、俺が言いたいことは、人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと」
いい言葉である。

これからも、、ちょくちょくプロレスネタを入れていくつもりやで。
コメント