
今年ももうすぐ終わりや。年が変わったらいろんなことがあるやろうけど、1月になればNISA枠が補充される。今回は2021年のNISA枠の使い方について検討するで。
NISAとは
NISAとは「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる制度である。
税金面でお得な制度である。
これまでのNISA使用状況
電池くんは本格的な資産運用を2018年からはじめている。その時にNISAをはじめて2020年現在で3年が経過している。つまりNISAは3年間利用していることになる。どのようにNISA枠を使っていたかというと
2018年 日本株+投資信託で120万円分消費(日本株で100万円)
2019年 日本株+投資信託+ETFで120万円分消費(日本株+ETFで100万円分)
2020年 日本株+投資信託+ETFで120万円分消費(投資信託積立てで100万円分)
といったように消費している。
2018年は投資の超初心者で運用方法がブレブレで今では絶対にしないような買い方をしていた。
2019年は高配当の日本株とETFを中心に購入していたが、これもブレブレで投資方針に一貫性がなかった。
2020年は投資信託の比率を増やそうと投資信託でNISA枠を消費していたが、これもブレることがあって結局、少量の日本株とETFを購入した。
今のところ、トータルでは含み益はでているが、一貫性が無い投資をしていると思ってしまう。
2021年のNISA枠の利用について
2021年のNISA枠の使い方について検討する必要がある。
2021年のNISA枠の使い方
1 毎月10万円を投資信託購入に充てる
2 毎月10万円をETF購入に充てる
3 日本株を120万円分購入する
基本的に投資信託とETFを半分ずつといった使い方はせずにどれかに全振りで2021年はNISA枠を使い切ろうと考えている。
それぞれについて、検討していく。
毎月10万円を投資信託購入に充てる
候補の1つ目が「毎月10万円を投資信託購入に充てる」ということである。この使い方は非常に効率がいいように思う。
毎月10万円を投資信託購入に充てるメリット
・NISA枠を考えることなく消費することができる
・考える余地が無いので精神的に楽
・ほぼ確実に含み益が出る
しかし、デメリットもある。
毎月10万円を投資信託購入に充てるデメリット
・面白味がない
・大きなリターンを得られない
といったところである。
毎月10万円をETFに充てる
候補の2つ目が毎月10万円をETF購入に充てるということである。SBI証券の自動積立を使えば毎月10万円の自動積立はすることができるだろう。
毎月10万円をETFに充てるメリット
・NISA枠を考えることなく消費することができる
・考える余地が無いので精神的に楽
・手数料がかからない
NISA枠でETF購入をする最大のメリットはここである。電池くんのような年間数百万円の投資金額でETFに投資しようと考えると、どうしても手数料の壁が立ちはだかるのである。
米国のETFだと約定代金の0.495パーセントが手数料としてかかる。(最大22ドル)なので、10万円分のETFを購入しようとなると、約500円の手数料が取られることになる。これが電池くんのような少ない額で投資している投資家にとっては結構な痛手である。
SBI証券では、手数料無料のETFもある。
現在のところ、SBI証券で買い付け手数料無料のETF(米国)は限られている。

この9銘柄(米国)は買い付け手数料が無料である。非常に優良なETFが数多く含まれている。
しかし、SPYDやVYM、HDV、債券型のAGG、今をときめくQQQなどはラインナップされていないのである。
SPYDなどを定期買い付けしようと考えるなら、NISA枠を使えば手数料が無料になるのは非常にメリットである。
デメリットとしては、以下のことが挙げられる。
毎月10万円をETF購入に充てるデメリット
・大きなリターンを得にくい
・端数が出てしまう
毎月10万円をETF購入に充てるとこういったデメリットがある。
日本株を120万円分購入する
候補の3つ目が「日本株を120万円分購入する」ということである。
割安な日本株を購入してNISA枠を120万円分を使いきろうという使い方である。
日本株を120万円分購入に充てるメリット
・面白い、投資をしている実感がある
・柔軟に対応できる。(月に決まった額を消費する必要がない)
・大きなリターンを得られる可能性がある。
このようなメリットがある。電池くんのなかで日本株を購入する一番のメリットは「面白い」ということである。
日本株は投資をしている実感があるし、損をした場合も学ぶべきことが非常に多い(損をする前に学ぶのが一番いいのだが・・・)
日本株を120万円分購入に充てるデメリット
・NISA枠使い切れない可能性がある
・使い切ろうとして、割高な株を購入してしまうことがある
・端数がでてしまう
このようなデメリットがある。特に怖いのが「使い切ろうとして、割高な株を購入してしまうことがある」ということだ。
買えるような株が全くなく10カ月が経過した場合、無理にNISA枠を使い切ろうと高値つかみをしてしまう可能性があることが一番のデメリットである。
まとめ
電池くんの2021年のNISA枠の使い方について考えてみた。
使い方の候補は以下のとおり
1 毎月10万円を投資信託購入に充てる
2 毎月10万円をETF購入に充てる
3 日本株を120万円分購入する
それぞれにメリットとデメリットがある。どれにするかは、遅くとも1月中旬には決めなくてはならないだろう。
それぞれについて、もう一度深く検討して方針を決定したい。

来年でNISA枠4年目になるで。そろそろ、脱初心者といった感じで一本芯の通った投資をしていきたいと考えとる。
「こうしたNISA枠の使い方はどうやろか」といったことがあったら、コメントに記入してみてな。
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