
2021年の資産形成で重要な役割のひとつであるNISA。2021年はどのようにNISA枠を使おうか悩んだ結果、出した答えを解説するで。
2021年のNISA枠をどうやって使うか考える
2021年のNISA枠をどのように使うか考えた時、3つに絞って考えてみた。
2021年のNISA枠の使い方
1 毎月10万円を投資信託購入に充てる
2 毎月10万円をETF購入に充てる
3 日本株を120万円分購入する
この3つが2021年のNISA枠を使う候補として挙がった。それぞれについて、メリット・デメリットを考えてみた。
投資信託・ETF・日本株ともに、メリット・デメリットはあるが、電池くんの資産運用スタイルだと、課税される特定口座と比較して得られる金額はそれほど差がない。
NISA枠と特定口座の比較
・投資信託 NISA枠を使えば年間で1~3万円お得
・ETF NISA枠使えば年間1万6000円お得(手数料無料が魅力)
・日本株 NISA枠を使えば約1万円お得
※2020年度の運用実績から概算で算出。
ここから考える投資信託・ETF・日本株について
電池くんの資産運用スタイルでは投資信託・ETF・日本株にNISA枠を使っても年間でそこまでの差は出ないことが分かった。
投資信託のメリット・デメリット
投資信託でNISA枠を運用する最大のメリットはその手軽さだろう。自動積立てを設定しておくだけで、決まった金額を購入することができ、そこに感情や考えを割り込ませる余地がないことだろう。
さらに、分配金を再投資してくれるので、その点においても手間が全くかからない。
デメリットは、大きなリターンを得ることが難しいこと、分配金が手元に入らないことが挙げられる。
投資信託のメリット
・自動積立てを設定すれば、考えずに年間120万円使うことができる
・分配金の再投資も自動でしてくれる
投資信託のデメリット
・大きなリターンを得られない
・分配金が手元に入るわけではない
ETFのメリット
ETFでNISA枠を運用する最大のメリットは手数料だろう。電池くんの投資規模だとETF購入には手数料問題が付きまとう。しかし、NISA枠を使えば手数料問題を考えることなく好きなようにETFを購入することが最大のメリットである。月に10万円ずつ購入するとして、年間約6000円の手数料が浮くことになる。これは、120万円運用すると考えると、最初から0.5パーセント高く利回りが設定されていると考えることができる。
デメリットは、価格が変動するので、年間で120万円使うと考えた時に調整する手間がかかることが挙げられる。また、ドルで買い付けするため、その手間もかかる。(電池くんの投資規模だと為替ヘッジによるリスクは微々たるものなので、考慮する必要はない)
ETFのメリット
・手数料が全くかからない(通常は10万円を月々積立てるなら年間6000円かかる)
ETFのデメリット
・買い付け・運用に手間がかかる
日本株のメリット
日本株のメリットは面白さと配当金である。年間120万円を使うと考えた時に、数多くある銘柄に対してどう使おうと考えて購入するのは非常に楽しい。
また、配当金は課税されることなくダイレクトに入ってくるので、投資している実感が一番あるのが日本株ではないだろうか。
デメリットは、120万円使い切れない可能性があることである。買いたくても割高な状況が続いて購入することができないといった場合、NISA枠を使い切れない可能性がある。また、無理に使おうとして高値つかみをしてしまう可能性があることである。
日本株のメリット
・面白い、配当金をダイレクトに受け取れる
日本株のデメリット
・NISA枠を使い切れない可能性がある、無理に使おうとしてしまう可能性がある。
NISAに関する電池くんの考え
投資信託・ETF・日本株についてメリット・デメリットをそれぞれ比較した時に、どれで運用したとしても、電池くんの運用方法だとそこまでの金銭的な差は出ない。NISAは4年目なのであと2年間は好きに使うことができる。
電池くんの資産状況


また、電池くんの資産状況は投資信託の保有率が最も低くなっている。投資信託を購入すること=分散投資というわけではないが、投資信託の保有率を高めることも課題のひとつであると考えている。
そこでNISA120万円を投資信託に充てることは解決策としては悪くない選択肢である。
さらに、投資信託の最大のメリットである「手間がかからない」ことは非常に大きい。デメリットの大きなリターンを得ることが難しいことは他の投資でリスクを増やせば解決できるであろうし、分配金が手元に入らないことは現在のところ、金銭的に不自由しているわけではないので、問題ない。
投資信託・ETF・日本株のメリット・デメリットを検討した結果、投資信託積立てが今の電池くんの状況には適していると判断した。
まとめ
2021年のNISA枠を使い方について検討した。
それぞれにメリット・デメリットがある。
投資信託のメリット
・自動積立てを設定すれば、考えずに年間120万円使うことができる
・分配金の再投資も自動でしてくれる
投資信託のデメリット
・大きなリターンを得られない
・分配金が手元に入るわけではない
ETFのメリット
・手数料が全くかからない(通常は10万円を月々積立てるなら年間6000円かかる)
ETFのデメリット
・買い付け・運用に手間がかかる
日本株のメリット
・面白い、配当金をダイレクトに受け取れる
日本株のデメリット
・NISA枠を使い切れない可能性がある、無理に使おうとしてしまう可能性がある。
電池くんの現在の資産状況とそれぞれを勘案した結果、2021年のNISA枠は投資信託積立て全振りすることに決定した。
2021年の12月にどうなっているのかはわからないが、長期的に見ても無理のない運用方法ではあるし、最適解のひとつではないだろうか。

あれこれ悩んだ結果、投資信託積立てに決定したで。人によっては色々考えがあるやろう。
こうやって色々悩んだけど、自分で決めた運用方法やから含み損が出ても全く問題はないし、後悔することもないやろう。これが他人の意見に流されて決定したことやったや含み損が出たら後悔するかもしれん。
他人の意見は参考程度に自分の投資方法は自分で決めることが大事やで。
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