
資産運用のはじめとしてiDeCoをやってみたいんだけど、手続きが面倒でなかなか踏み出せていないわ。会社に書類を提出したり郵送で書類を送ったり・・・面倒だわ。

そうやな。iDeCoをはじめるのにネックになっていたのが手続きの煩雑さや。それが、2021年からはオンラインだけで済ませられるようになるんや。
そうなったら、手続きも楽になるし、iDeCoをやっていなかった人もできるまでのハードルが下がるで。
iDeCoについて
iDeCohとは個人型確定拠出年金のことで、加入者が掛金を負担して金融商品を毎月購入して運用する制度である。
金融庁の発表によると、現在143万人が加入しているとのこと。日本の労働者数が6000万人を超えていることを考えると、加入者数はまだまだ少ないように感じる。
iDeCoはメリット・デメリットが存在するが、比較的メリットの方が大きい制度である。
iDeCoのメリット
・運用益が非課税
・住民税、所得税が控除される
・選択できる金融商品が長期投資向けの優良な商品ばかり
iDeCoのデメリット
・原則60歳まで引き出すことができない
・掛金が最低5000円から
iDeCo申し込みオンライン化対応証券会社は?
電池くんが確認したところ、楽天証券とSBI証券でiDeCoの加入申し込みがオンライン化される。
SBI証券は2021年の1月4日からすでに加入申し込みのオンライン化をはじめている。
楽天証券は2021年の1月31日から開始するとのこと。
SBI証券での加入申し込み
1月4日からオンライン加入申し込みをしているSBI証券で確認してみた。


今までのiDeCoは加入まで時間がかかるのがネックのひとつやった。投資をはじめようと意気込んでiDeCoをやってみようとしても、資料請求から実際にはじめるまでに2か月はかかっていた。その時間が短くなるのがオンライン化のポイントや。
加入申し込み方法
①SBI証券のホームページにログインしてiDeCoのページをクリック。

②お申し込みをクリックすると証券口座を持っているかの項目が出るので選択する。(今回は持っている方で進めていく)

③説明書を確認して同意にチェックして次へをクリック。

④質問事項に答えていく


⑤WEB申し込みを選択してクリック

⑥メールアドレスを登録して次へをクリック


あとは、本人確認書類をアップロードすれば完了や。書類の時と比べて格段に手間が短縮されているで。
問題点
iDeCoをはじめるのに一番のネックになっているところは「職場からの証明書作成」ではないだろうか。オンライン化されても、職場からの証明書は必要なのである。


これでiDeCoの加入者が爆発的に増えるかと言えばそうではないとわしは考えとる。なぜなら、一番のネックが解消されていないからや。
これがなくなれば、爆発的に増えるとは思うんやけどな。
なかなかiDeCoについて理解のない職場やとこの証明書の発行に手間取ることが多いのが実情や。
嫌味を言われたり、ややこしい人と思われるかもしれんという気持ちから証明書作成を依頼できない人もおるやろう。
まとめ
iDeCoの加入申し込みがオンライン対応可能になった。
SBI証券では2021年の1月4日から、楽天証券では2021年の1月31日から可能になる。
オンライン手続きは簡略化されており、非常に簡単にできるようになっている。
iDeCoの加入のハードルは確実に下がる。しかし、問題点もある。それは「職場の証明書」である。
これについては、オンライン化されようが提出が必要である。
その点を踏まえてiDeCoの加入を検討して欲しい。

iDeCoは投資の第一歩や。メリットがあまりに大きいから、投資初心者にはうってつけの投資や。
オンライン化によって加入のハードルが下がったことは間違いないけど、ネックが全て解消されたとは言い難い。
でも、そこで頑張ってはじめてみることが大事や。職場の証明書を取るのがめんどくさいと感じても、iDeCoをしないと30年後に何百万と損をするかもしれんと考えたら、頑張ってやった方がいいとわしは思うで。
まだ、iDeCoをはじめていない人はちょっと勇気を出してはじめてみることをオススメするで。
(投資はくれぐれも自己責任やで)
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