
毎月の投資信託積み立てとは別にしている日本株での資産運用。
2月最初の日本株取引は1月に続いて売りから入ることとなったで。
・30代で資産3200万円の電池くんの日本株への投資スタンスが分かります。
・日本株をホールドするか迷っている時の対処法が分かります。
今回売却した日本株
今回売却した株式は「中山福(7442)」である。
家庭用品の卸を主に行っており、キッチン用品が主力商品。
配当は年間15円、中間配当は無し。配当性向は35パーセント維持を打ち出している。
自己資本比率は約70パーセント。
大企業ではないが、安定して配当を運んでくれる企業である。
中山福の過去3年の株価

2019年2月にNISA枠で100株55,700円で購入。
2021年2月に100株56,320円で売却。
620円の利益確定となった。
少額でも含み益が出たことは嬉しいが、今回売却したのは利益確定が目的ではない。
電池くんの日本株投資への考え方
・電池くんの日本株の投資スタンスは基本的に購入すればホールド。
・売買益は考えずに配当金を重視した株式購入をしている。
・損切りはせずに、株価が下がっても長期間ホールドしておく。
・購入時の前提条件が崩れた株式は時期を見て売却する。
基本的にこの4点が日本株投資への考え方である。
今回日本株を売却した理由は「購入時の前提条件が崩れた株式は時期を見て売却する」に当てはまったからである。
購入時の前提条件が崩れるとは
電池くんは日本株を購入する際は、ある程度企業分析を行って購入している。
インターネットで情報収集して、企業のIR情報は自分で確認するようにしている。
「この企業は自分の日本株投資への考え方に合っている」と思う企業の株を購入するのだが、その購入時の前提が崩れることがある。
そういった企業の株は売却するようにしている。
・社長が交代して経営方針が変わる
・よく分からない事業に手を出し始める
・株主への還元が変更される
・不正を起こす
・不正経理を行っている
特に、「不正を起こす」・「不正経理を行っている」に関しては、自分で状況を確認できたら含み益が出ていようが即売却するように考えている。

企業の不正に関しては、内容にもよるけど即売却が基本や。特に不正経理は株主への明確な裏切りやから、信頼関係を構築していくことは難しい。
「新しい体制になって不正を払拭した」なんてことになっても、2度とその企業の株を購入することはないやろう。
中山福の売却理由とは
今回、中山福(7742)の株を売却した理由は「株主への還元が変更された」からである。とはいっても、普通に保有している分に関しては何の変更もない。
電池くんが中山福(7742)の株を購入した理由は「中山福の株主総会へ行きたかった」からである。
中山福(7742)は毎年大阪市内で株主総会を開催しており、魅力的なのが「株主総会のお土産」が豪華だったからだ。
しかし、昨年はコロナウイルスの影響により、各企業の株主総会は軒並み中止、もしくはオンラインでの開催であった。
この流れは当分続くだろう。
もしかしたら、コロナウイルスが完全に収束しても株主総会はオンライン開催が主流となっていくかもしれない。
そう考えると、毎年安定して配当を出してくれるだろうが、購入した前提条件が変更されたので、売却することとなった。

2019年の株主総会でもらったポット。冬場は割と愛用している。
まとめ
2021年2月の日本株取引は売りから入った。
売却した株は「中山福(7442)」である。
売却した理由は「購入時の前提条件が崩れたから」である。
購入時の前提条件とは、「株主総会に出席したかったから」である。
株主総会目的で購入したが、コロナウイルスの影響で会場での株主総会を中止する企業が相次いでいる。
この流れは当分収まらないと思い売却した。
日本株については基本的にホールドするスタンスだが、今後も考えながら日本株への投資を続けていきたい。

2021年の日本株の資産運用は売りから入る展開が続いている。
割安な株が見つけにくくて、なかなか買えない状況が続いているけど、そこは我慢しながら見守っていくことしかできひんからな。
投資経験が無かったころやったら、関係なく購入していたけど、今は考えて購入するようになってきている。
それで利益が出るかは分からないけど、考えながらすることに意味はあると思う。
今後も自分のスタンスで日本株と付き合っていくで。
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