これを見れば安心・老後の資産形成の中心となる年金について解説【資産運用】

老後資産 資産運用
同僚
同僚

今は働いて給料が出るから生活できているけど、退職した後、どうなるか心配だわ。

年金とかよくわからないし・・・

 今は漠然と働いているけど、定年退職した後の老後についてお金の面で心配。

 そんな人のための記事です。

この記事を読めばわかること

・60歳を過ぎてからのお金における基本戦略がわかります

・老後資金問題の解消に役立ちます

電池くんのスペック

・30代独身ひとり暮らし

・中小企業の会社員

・資産は3,400万円以上

・月の生活費は13万~14万円、日々の生活は倹約がモットー

・年間の貯蓄率は約70パーセント

老後資金の基本戦略とは

 結論から言ってしまえば、老後の資産形成の中心は年金である。

 一般的なサラリーマンにとって、株の配当や不動産収入で安定的に老後を送ることはかなりハードルが高い。

年金なんてオワコンだよ。

時代は自己投資と自分年金。

年金に頼らず生活できるようにすることが大事なんだよ。

 確かに、年金制度はコロコロと形を変えて行くし、掛金は右肩上がりだが、受給金額は減少している。

 自分で年金の代わりとなるものを準備できればいいのだろうが、それを全てのサラリーマンがすることは難しいのが現状である。

 年金制度は変化していくが、掛金を払い続けていた人が全く恩恵を受けることができないようになるといったことは考えづらい。

 やはり、多くの一般的なサラリーマンにとって、仕事を退職してからの収入源の柱となるのは年金である。

 老後の収入源の柱となる年金だが、効率よく受給するための基本戦略は存在する。

 それは、受給開始時期を遅らせることである。

 遅らせれば遅らせるほど、数字の面だけで考えれば効率がいい。

 しかし、年金受給を遅らせるということは、それだけ長く働くか、蓄えによって無収入の期間をやり過ごす必要がある。

 電池くんの考える老後の基本戦略とは、以下の2つである。

老後の基本戦略の結論

・年金を70歳からもらう

・退職してから70歳までの期間の乗り切り方を考える。

同僚
同僚

ちょっと待って。年金って65歳からもらえるものなんじゃないの?

70歳でもらうってどうゆうこと?

退職控除?どうゆうこと?

電池くん
電池くん

順番に解説していくで。

老後資金の基本戦略は年金と退職金

 「年金を70歳からもらう」、「退職してから70歳までの期間の乗り切り方を考える」、この2点を考えるに当たって、重要なのは退職金だろう。

 会社員で一般的に老後と言うと、退職した後のことである。

 今の日本では、60歳定年退職を掲げている会社が多い。

 60歳で退職して寿命を全うするまで、お金の心配が全く必要ないという世帯は非常に少ないのではないだろうか。

 日本人の平均寿命は男性で81歳、女性で87歳となっている。

 60歳で仕事を退職してから男性なら21年間、女性なら27年間生計を維持しなければならないのである。

 そこで用意されているのが「年金」である。

 多くの人にとって、仕事を退職してからの収入源の拠り所となるのが年金である。

 そして、会社員にとってもうひとつ大きな収入となるのが「退職金」である。

出典 マネープラザオンライン

 データで見ると、標準的な定年退職で1,000万円~2,000万円弱。

 職種や退職時のポストなど様々な要因で変わってくるのは間違いないが、平均して1,500万円というのが感覚に近い数字ではないだろうか。

電池くん
電池くん

退職金は、わしの会社では10年前は2,000万円、そこから段々と減っていって、今は1,800万円ほどになっているで。

今後も、一定のラインまでは下がっていくやろうな。

 老後の資産形成の核となるのが「年金と退職金」である。

 それとプラスアルファでiDeCoとつみたてNISAがある。

 具体的に言えば、「年金と退職金、プラスアルファで20年以上暮らす」ことが老後の資産形成の基本であることに間違いはないだろう。

退職金の平均

・新卒から定年退職まで勤めて、退職金の平均は1,500万円

年金について

 年金とは原則、日本に住んでいる20歳~60歳の人すべてが加入する年金制度である。

出典 厚生労働省
電池くん
電池くん

みんなでお金を出し合って、国が資産運用をする。

掛金を払っていた人は一定の年齢になったら、生涯にわたって一定額をもらい続けることができるという制度や。

 今回は会社員にスポットを当てて考えてみる。

 会社員の年金制度は2階建てと言われている。

 1階は原則として国民全員が加入する国民年金、2階部分が会社員や公務員が加入する厚生年金である。

同僚
同僚

私はiDeCoをやっているんだけど、それはどうなるの?

 iDeCoや企業型年金については、自分で用意する3階部分の年金である。

 基本的には会社員は65歳から2階分の年金を受給することになる。

出典 厚生労働省

 厚生年金の平均受給金額は約145,000円となっている。

会社員の年金について

・会社員は厚生年金に加入している

・受給開始は65歳からが基本

・月にもらえる金額は145,000円

電池くん
電池くん

簡単な説明やけど、年金について概要は理解できたかな。

同僚
同僚

ある程度は理解できたわ。

でも、月に145,000円もらえるのはありがたいけど、月々の掛金っていくらなの?

私たちの時には元本割れするって噂だけど・・・

電池くん
電池くん

掛金については、大体、月収の10パーセントを払っていると考えておくといいで。

実際には20パーセント弱で会社が半分負担してくれてたりしてるんやけどな。

年金は後になってもらう方が月々多くもらうことができる

同僚
同僚

年金は65歳からもらえるのよね。

電池くんは70歳からもらった方がお得だって言っているけど、どうゆうこと?

早くもらった方がいいに決まっているじゃない。

電池くん
電池くん

年金は65歳からもらうのがスタンダードやけど、受給開始時期を選べるんや。

具体的には60歳~70歳の間で選ぶことができるで。

そして、年齢が高い時に受給開始する方が多くもらうことができるんや。

 年金は65歳で受給を開始するのがスタンダードだが、早めたり遅く受給することができるのである。

 当然ではあるが、65歳より早くもらうなら、受給額は減額されるし、遅くもらうなら増額される。

 増減率は早くもらうなら一カ月ごとに0.5パーセント減額、遅く受給するなら一カ月ごとに0.7パーセント増額される。

 今の平均的な受給額で考えるなら、60歳から受給なら145,000円の70パーセント、70歳から受給なら145,000円の142パーセントを生涯に渡って受給することができる。

60歳から受給

145,000 × (1-0.3) = 101,500円

70歳から受給

145,000 × (1+0.42) = 205,900円

電池くん
電池くん

早く受給したら月々約10万円、遅く受給したら月々約20万円ということや。

 この金額で考えると、60歳からの受給額101,500円では日々生活することは難しいだろうが、205,900円なら生活することができるだろう。

 さらに、年金受給はできるだけ遅らせた方が数字の面でもお得である。

 年金受給を1年遅らせる利回りは8.4パーセントもある。

 5年で42パーセントの利回りが確実にある資産運用というのは株式や投資信託などでは存在しないだろう。

 そう考えると、この利回りは破格である。

CHECK!

・年金受給を1年遅らせれば8.4パーセントの利回りがある。

・5年で確実に42パーセントの利回りがあるのは破格。

 月々、205,900円受給することができれば、十分に暮らしていくことができるだろう。

 配偶者がいれば、世帯での受給額はさらに上昇する。

 配偶者の年金受給が50,000円と考えると、世帯での受給額は約260,000円となる。

 老後に支払わなければならない税金を考えても、世帯での手取りは200,000円を下回ることはまずないだろう。

 そう考えると、年金を70歳から受給すれば老後は金銭面に関しては安泰と言えるのではないだろうか。

CHECK!

・年金を70歳から受給すれば、普通に生活していれば金銭面で困ることはない。

同僚
同僚

でも、60歳で退職してから70歳まで10年もあるわよ。

その期間は収入無しで生活しなきゃいけないのよね?

電池くん
電池くん

もちろんそうゆうことや。

だから重要なのが退職金と貯蓄なんや。

退職金だけでは10年間を過ごすのは難しい

 年金を70歳で受給すると考えるなら、退職してからの10年間をどう金銭的にやりくりするかがポイントである。

 節約家計で月の支出は15万円、普通の支出なら月に20万円を見ておく必要があるだろう。(持ち家かどうかで支出が変わってくるだろう。)

 10年間で考えると非常に大きな支出となる。

10年間の支出

・月に15万円を支出なら10年で1,800万円。

・月に20万円を支出なら10年で2,400万円。

 会社員でこの10年を補うのに欠かせないのは退職金である。

 しかし、退職金で本当に10年間を過ごすことができるのだろうか。

出典 マネープラザオンライン

 データで見ると、標準的な定年退職で1,000万円~2,000万円弱。

 職種や退職時のポストなど様々な要因で変わってくるのは間違いないが、平均して1,500万円と考えるのが妥当だろう。

 10年間を過ごすにはギリギリの金額である。

同僚
同僚

でも、これってひとつの会社に新卒から定年退職までいた場合よね。

 今の労働環境はひと昔前とガラっと変わっている。

 新卒から定年退職までの終身雇用は崩壊しつつある。

 大転職時代と言われるような、多くの人が転職を繰り返していくような時代が訪れている。

 ひとつの会社で定年退職まで勤める人は確実に減っていくだろう。

 そうなると、60歳で退職する際に得られる退職金は確実に減るだろう。

電池くん
電池くん

退職金は減るやろうけど、転職を繰り返して年収は上がることが予想されるから、生涯で得られるお金は増えるやろうけどな。

 そう考えると、退職金だけで10年間を過ごすのは一般的な会社員にとっては難しいと考えざるを得ないだろう。

年金受給までどうやって乗り切るか

 定年退職から年金受給までどうやって乗り切るかは人によって様々である。

 退職金が厚くでる人もいるだろうし、副収入で生活できる人もいるだろう。

 両方がない人は定年退職後も働くという選択肢を持つ人もいるだろう。

 大切なことは、定年退職から年金受給までの計画を準備することである。

楽観くん
楽観くん

年金?退職金?いくらもらえるか分からないし、まだ先のことだから、今から考えてもしょうがないよ。

とりあえず、今を生活できればいいよ。

 これでは、いざ自分が定年退職となった時に準備不足で困ることが多々あるだろう。

楽観くん
楽観くん

年金っていくらもらえるの?10万円?生活するのに全然たりないじゃん。

5年後なら14万円?それでも全くたりないよ。

よくわからないけど、定年退職しても働き続けなきゃいけないってこと?

そんなの聞いてないよ。

 自分の人生であるにも関わらず、何の準備もせずに行き当たりばったりで人生を左右するほどの選択肢を考えてしまう人は少なくない。

 そうならないために重要なことは、先々の準備は前もってしておくことである。

 そして、先々の準備は余裕を持った計画をしておくことが大切である。

 先々の準備を余裕をもってしておくことで、時代の変化に柔軟に対応することができる。

しっかりくん
しっかりくん

定年退職した後は、年金受給まで10年ある。

5年間は働いて、生活のめどがつけば65歳から年金受給してもいいし、できそうにないなら、後の5年間は貯金を取り崩して対応しよう。

そのためには、今から組む住宅ローンは60歳までに完済できるような金額で組まないと。

 働くにしても、貯金を取り崩すにしても準備が大切である。

 準備をしっかりとしていれば、年金受給までの期間に困ることはないだろう。

年金受給までにすべきこと

・前もって準備をしておくこと

まとめ

 老後の資産形成の中心となる年金について解説した。

 年金を効率的に受給するポイントは2つある。

老後の基本戦略の結論

・年金を70歳からもらう

・退職してから70歳までの期間の乗り切り方を考える。

 この2つの基本戦略を取るために重要なのは退職金である。

 退職金は新卒から定年まで働いて平均で1,500万円。

退職金の平均

・新卒から定年退職まで勤めて、退職金の平均は1,500万円

 一般的な会社員の年金受給額は約140,000円。

会社員の年金について

・会社員は厚生年金に加入している

・受給開始は65歳からが基本

・月にもらえる金額は145,000円

 年金受給は遅らせれば遅らせるほど金額が大きくなる。

 70歳まで遅らせると、約40パーセント増しで受給できる。

 年間利回りは8.4パーセントと破格である。

CHECK!

・年金受給を1年遅らせれば8.4パーセントの利回りがある。

・5年で確実に42パーセントの利回りがあるのは破格。

 この高利回りの恩恵を受けるには、定年退職から10年を乗り切らなければならない。

 しかし、退職金の1,500万円で10年を乗り切ることはやや難しい。

 そこで、大切なことは準備しておくことである。

 しっかりと計画を立てて準備しておけば、いざという時にしっかりと行動することができるし、トラブルがあった場合も柔軟に対応することができる。

年金受給までにすべきこと

・前もって準備をしておくこと

 

電池くん
電池くん

年金受給は先のこと、とは考えずに今からできる準備を少しずつ進めて行くのが人生を楽に生きる方法やで。

わしは、できるだけ早く仕事を退職して、年金受給までの空白期間は株の配当や副収入で暮らしていけたらな~と考えているけど、どうなることやら。

年金制度が変化していくことは間違いがないやろう。かなり高い確率で今よりも悪いものになっていくと考えているで。

でも、それに嘆いていてもしょうがない。

変化していく過程でNISAやiDeCoのような副産物も生まれてくることも十分に考えられる。

知っている人は恩恵を受けることができるけど、知らない人はは損をする、正にそんな時代になっていくんとちゃうかとわしは思っているで。

だから、準備しておくことが大切なんや。

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この記事を書いた人
電池くん

総資産は3,400万円以上、30代独身の会社員。
倹約をモットーに月々13~14万円で生活しています。
日々の生活に不満はないけれど、アーリーリタイヤ(FIRE)っていいんじゃないのと考えています。
ひとり暮らしのお金や生活に役立つ情報を発信しています。
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