
電池くんが最近読んで面白った本を紹介するで。
今回は「キノの旅」という本や。
読書について
電池くんは本を読むのが好きである。仕事で役立ちそうな自己啓発本などは流し読む感じで月に15冊は読んでいる。小説などのじっくりと読む本は月に10冊ほどのペースで読んでいる。
暇な時間にちょこっと読んだりしているが、電池くんが時短家電を使って一番やりたいことはこの「読書の時間」を作ることといってもいい。
仕事・運動・読書が電池くんの日々を支えるものである。
キノの旅
最近読んだ本でよかったのが今回紹介する「キノの旅」である。
シリーズもので現在までに23巻まで発売されている。今回読んだのが11月に発売された23巻である。

キノの旅とはどんな小説
キノの旅とは、旅人のキノと言葉を相棒のしゃべるバイクのエルメス(小説内ではモトラドと呼ばれている)が様々な国を巡っていく物語である。他にも別の旅をしている登場人物は出てくるのだが、多くはキノとエルメスがいろんな国を回っていろんな体験をしていく話である。
物語は1話完結のものがほとんどで、長い話でも100ページほど。短い話だと10ページ以内である。
ジャンル的にはライトノベルと言われるような若年層(小学生~高校生)向けである。

わしは30代やけど、読んでいるで。さすがにカバーをかけて外から何を読んでいるかわからんようにしているけどな・・・
どこが面白いのか
キノとエルメスが様々な国を巡っていくのだが、世界観としては、ロールプレイングゲームのドラゴンクエストのような感じである。広大な大地が広がっていて、点在する国がある。広大な大地をエルメスと走っていき、国にたどりついたら入国し出ていくことを繰り返していくのである。
巡る国は様々である。文化の違いや治安、産業技術力、考え方、政治統治・・・いろいろな違った国をキノとエルメスが冒険していくのである。出てくる国は現代の日本では考えられないような風習が根付いていたりしている。
電池くんを含めた読者は、キノとエルメスの目線、読者自身の目線で物語を読んで、その国について考えさせられるのである。
いい言葉が多い
キノの旅には名言といってもいいようないい言葉が多いのである。
今回読んだ23巻の帯にも書いている【「みんながそう言っている」の”みんな”は、あなたが選んだ人たちだ】
ほかには

【誰だって悪いことはしない。誰だって何が悪いかは自分で決めている。」】
【あなたを幸せにするのは最後はいつだってあなただ】
というような思わずハッとして考えさせられるような言葉が出てくるのである。
23巻で出てくる【「みんながそう言っている」の”みんな”は、あなたが選んだ人たちだ】は電池くんの日常生活や仕事、遊びなどでいつも使っている「みんな」という言葉は本当に正しいのだろうか・・・と考えさせられた。
このようにライトノベルではあるが、電池くんのような30代の人間でも考えさせられるような小説なのである。
ハッピーエンドばかりではない
キノの旅は国を巡ってキノがその国で様々な体験を繰り返していく。中にはその国の人に頼まれて人助けをすることもある。しかし、「キノが活躍していろんな体験ができた。よかったよかった」で終わるハッピーエンドばかりではない。
時には、悲しい結末やその国にいる限りどうしようもないと言った終わり方をしている話も数多く描かれている。
まとめ
電池くんが最近読んで面白かった小説は「キノの旅」である。現在は23巻まで出ている。
気になった人は手に取って見て欲しい。

1巻が発売されたのが16年前や。今は大体1年に1冊のペースで発売されとる。もっと早く発売されると嬉しいんやが、電池くんは毎年発売されるのを楽しみにしとるで。
古いものならブックオフなんかで100円で売ってるから、気になった人は読んでみて欲しい。
自己啓発本だけでなく、こういったライトノベルも仕事の考え方や日常生活で役立つで。

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